ディレクトリ情報ツリー(DIT)は、ディレクトリ・データのツリー型の階層構造です。各ディレクトリ・エントリは、DITの1つのノードに対応しています。ディレクトリ・データの入力時に、その階層をディレクトリ情報ツリーに定義します。階層内の最上位ノード(ルート・エントリ)から任意のエントリへのパスが、そのエントリの一意のアドレスです。このパスは、エントリの識別名(DN)と呼ばれます。
各エントリには相対識別名(RDN)があり、これはローカルで一意の名前です。各エントリの一意のアドレス(DN)は、各親エントリに属しているRDNの連結文字列です。
DIT設計上の考慮事項: 典型的な組織ディレクトリを設定するためには、保存するオブジェクト(employeeエントリなど)を決定します。次に、インプリメントするツリー構造の階層(country/organization/organizational unit/employeeなど)を決定します。最後に、保存するオブジェクトの特性(employeeのプログラム環境、タイトル、マネージャ、電話番号および写真など)を決定し、使用可能にします。